こんにちは😃
土木部の末岡です。
「桜」満開ですね🌸
美祢の桜名所の一つ、美祢市役所の河川敷の桜が見ごろとなっているようです🌺
今日の山口は雨☔ で花冷えといったところですが、週末には当方もカメラ📸 片手に出向いてみようと思っています✨
ところで、桜って川沿いに多いと思いませんか⁉ 実はこれ、ちゃんと理由があるそうです❗
昔は、今の時代のようにインフラ整備が整ってなかったため、大雨が降ると川が氾濫しやすく、土手が壊れて水害がしばしば💦
「なるべくコスパ良く災害対策を・・・❓」
そこで考えられたのが「お花見」だったようです。土手に桜をあれば、毎年多くの人が花見に訪れ、土手を踏み固めてくれるに違いない✨
先人たちの知恵はすごいですね‼
さて、今回の現場レポートは、「治山ダム」を紹介させていただきます。
先述の“川沿いの桜”は「治水対策」でしたが、今回の紹介は「治山対策」です。
治山ダムは、ダムといっても水をためません。
ダム完成時は、ほとんど満砂状態で、ダム後背の勾配面を緩和し、洪水時等の土砂流出を調整するためです。
近年の集中豪雨では、山からの土石流により甚大な被害が各地で起きております。
荒廃した渓流からの、過度な土砂流出を制御し、森林や渓流の復旧を図り、下流の人家や道路を守るための大事な事業の一つですね❗
今回の工事は、山の中のダム建設という事で、人や獣ぐらいしか行く事のできない箇所での施工のため、機械や資材を持ち込むのも一苦労💦
精神・体力的にも大変な現場だったようです。現場担当さん、本当にお疲れ様でした。
引渡し検査まで、もう少しあるようですが、最後まで気を抜かずよろしくお願いいたします。
そうそう、先日プライベートで 🏔地元の山に登っている時に治山ダムを発見し、ふと見ると弊社が36年前に工事した治山ダムでした✨
岩塊など過度な土石の流出が抑えられ、今も安定した渓流で森林が形成されていました。
今回の現場も、50年・100年後の後世に残る建造物であることを願います🍀
それではまた🐾