こんにちは(^O^)
土木部の末岡です。
早春の風物詩である秋吉台山焼きも無事終わり、この地方も春を待つ準備を着々と進めております。この山焼きは『秋吉台国定公園』の景観を守るために実施されており、野焼きをすることにより、草原の維持、森林化防止、貴重な植物や昆虫等の生息環境保全等を目的としております。当方も、地元消防団という立場で毎年参加しておりますが、間近で体感する炎の勢いには息をのむ迫力があり、自然の恐ろしさを改めて実感したします(@。@)
さて、今回の現場レポートは、「舗装補修工事」を紹介させていただきます。
舗装補修と言っても色々な工法がありますが、今回現場は「切削オーバーレイ工」と言う工法により舗装補修工事を行いました。
この工法はまず、切削機と言って既設舗装版を所定の厚さで削り取ります。
この機械、バケモンみたいに大きくあっという間に固い舗装を削り取ってしまいます。
削りカスは、ゾウの鼻みたいなところからベルトコンベヤーにより、集積用ダンプに積み込んで行きます。今回の現場では、200mぐらいの道路を約2時間ぐらいで切削してしまいました。デカさ、スピード、パワー、全てにおいて凄いです。もちろんコストも・・・
その後、通常のアスファルト舗装を行い完了となります。
切削オーバーレイ工は施工スピードが早いため、交通量の多い道路や騒音等で短期に補修工事を行いたい箇所には最適な工法だと思います。
皆さんのお近くの道路が「急に綺麗に!」なんて箇所はもしかしたらこの「切削オーバーレイ」工法で舗装補修されたのかもしれませんね!?
それではまた♪