こんにちは
土木部の末岡です。
「10年に1度の最強寒波 列島包囲!!」😱
今週はとにかく寒い❄❄❄の一言に尽きますね‼
ここ山口県美祢も今期一番の寒さで、路面や水道管、資機材の凍結で悪戦苦闘しております💦
外での作業が多い私どもは、まさに冷凍庫の中で仕事をしているような🐧・・・そんな気持ちになります💨
みなさんも体調管理はもちろん、車の運転や歩行時には十分気を付けて参りましょう❗
さて、今回の現場レポートは、道路敷地内への人の立入や野生動物の侵入を防止する目的とした立入防止柵の工事を紹介させていただきます。
本来は、高速道路等の自動車専用道路内に人が立入らないことを目的として設置されたフェンスですが、近年は、“ロードキル”と言って、道路内に侵入した野生動物が通行車両と接触する事故が多発していることもあり、野生動物の侵入を防止することを目的とした柵の設置が進んでおり、様々な動物の侵入を防ぐ構造や性能となっております。
例えば
🦌シカ・・・2.5mの高さのフェンスで跳躍進入を防ぎます
🦊タヌキ、キツネ、アライグマ・・・根入れフェンスで掘削進入を防ぎます
🐗イノシシ・・・下部横鉄線のピッチを狭くした耐久強度で衝突進入を防ぎます
高速道路での“ロードキル”は、高速走行中での接触であるため、侵入した動物を避けるため急ハンドルや急ブレーキによる交通災害が発生しやすい状況となります。また、接触した動物も無傷であることが少なく、対象物を避ける後続車両の二次災害も発生しやすい状況となってしまいます。
道路沿いに設置するため、施工延長が長く山裾の急勾配箇所が多いため資機材の運搬だけでも大変です。
また、あまり人が寄り付かない箇所であるため、樹木伐採・除草作業を伴いながらの施工であるためとても大変な作業が続きます💪
一般通行者からは、なかなか分かりづらい地味な工事ですが、お客さまの安全・安心を守る上ではとても大切な工事と言えます。
今春の完工予定と聞いていますが、引き続き安全第一で気を引き締めて頑張ってもらいたいと思っております🍀
それではまた🐾