こんにちは(^O^)
土木部の末岡です。
10月突入しました!
気が付けば令和元年も残すところ3ヶ月!あっという間の元年でしたね!
台風が接近したり、朝夕の寒暖差が大きかったりと気候の変化に、振り回されていますが、体調管理には十分気をつけていきましょう。ヽ(^。^)ノ
さて、今月の現場レポートは、ため池の改修工事をご紹介したいと思います。
そもそも、『ため池』とは?ですが。
中山間地域においては、小さな河川が多く水量が少ないため、農作物を育てるのにたびたび水不足に悩まされてきました。そこで、水が少なくなる時期にも安定して水を供給できるように貯水する池を『ため池』といいます。
この『ため池』たちは、江戸時代に盛んに造られた物が多く、現在では老朽化が進み順次改修工事を行っているところですが、弊社が請負った事業もその一貫です。
農作物の水を安定的に供給することが一番の目的ですが、ため池に係る災害を未然に防ぐことも大事な事業の一つとなります。ため池は、一度被災するとその影響は甚大ですので、お近くにあるため池に異変を感じた時は、速やかに各自治体へ相談してみてください。
決壊した状況
○ため池の異変
・底樋(そこひ)の周りや法面(のりめん)から水が漏れる
・水が貯まりにくくなった
・堤体(ていたい)がやせた、形が変わった
・堤体に割れ目やくぼみがでてきた
・大雨の時、あふれそうだ
・余水吐(よすいばき)が壊れて、雨が心配
・取水施設が古くなり、使いにくい
・土砂が溜まって水落としが難しい
・池敷の崖が壊れそうだ
こんなことが確認されたら、速やかに相談して下さいねw(*゚o゚*)w
工事は、まだ1/3程度の進捗ですが、これからも安全に丁寧に施工を進めて参りたいと思っております。
現在の施工状況
近隣住民の方々には、大変ご迷惑をおかけしますが、今後もご理解とご協力をお願い致します(。´・_・`。)
それではまた♪